病院薬剤師の時間外労働を減らす対策

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病院薬剤師は時間外労働が多いんですよね。

「残業」じゃなくて「時間外労働」が多いです。

夜遅いだけじゃなくて、朝も早い。

そして、「自己研鑽」扱いになる時間外労働が多い。

「自己研鑽」は自分の勉強のための時間なので、残業代は出ません。

せめて残業代出ればがんばれるのになぁ。

そう思われる方もいるかもしれません。

「自己研鑽」で残業代が出るかについては、個人的には難しいんじゃないかなと思っています。

そちらについてはまた別の機会に。

今回の記事では、病院薬剤師の時間外労働を減らす対策について課題ごとに記載しました。

取り組みやすさ別に難易度を

  • 初級…すぐはじめやすい
  • 中級…勇気がいるかも
  • 上級…覚悟がいるかも

と分けています。

良かったら、まずははじめやすい初級から試してみてくださいね。

今回の記事で分かること
  • 時間外労働を減らすために自分で取り組めること
  • 時間外労働を減らすために周りにお願いできること
  • どうしても時間外労働が嫌になったときにするべきこと
  1. 勤務開始時間が早い
  2. 勤務時間終了後にカンファレンスや勉強会がある
    1. 初級編 | 強制参加イベント以外は行かない
    2. 初級編 | 強制参加イベントも場合によっては早退・欠席させてもらう
    3. 中級編 | 強制参加イベントを上司にお願いしてしばらく欠席させてもらう
  3. 担当患者さんへの対応で早出や残業が常態化する
    1. 初級編 | 時間外労働はできるだけ朝か夜にまとめる
    2. 初級編 | 業務をできるだけ効率化・ルーティーン化する
    3. 中級編 | 業務量を減らせないか考える
    4. 中級編 | 同じ病棟担当薬剤師やフロアリーダーに業務を負担に感じていることを相談する
    5. 上級編 | 病棟異動の希望を上司に伝える
    6. 最上級編 | 病棟担当を外してもらう
  4. 長期実務実習生の指導に関わる残業が多い
    1. 初級編 | 100点を目指さず割り切って対応する
    2. 上級編 | 学生担当を外してもらう
  5. 薬剤師が定員割れしており勤務時間内で終了できる業務量を超えている
    1. 中級編 | (知り合いにお勧めできる良い職場なのであれば)知り合いを転職させる
    2. できる対策はほとんどないかも
  6. カンファレンスや勉強会や学会の発表を任されたので資料作りで帰れない
    1. 初級編 | 真似できる先人の資料をもらう
    2. 初級編 | 100点を目指さず割り切って対応する
    3. 中級編 | 指導してもらえる適切な先輩を捕まえる
    4. 番外編(上級編) | 断れる依頼は断る
  7. どうしても時間外労働が嫌になったときはどうする?
    1. 雇用形態の見直しを検討する
    2. 嫌な時間外労働を我慢してでもその職場に留まりたいか考える
    3. 外を見るためにお試しで転職活動をしてみる
  8. 薬剤師の時間外労働を減らす対策まとめ

勤務開始時間が早い

求人サイトを見ていると多分すぐに感じとると思いますが、

薬局薬剤師と比較して

病院薬剤師は勤務開始時間が早い

ことが多いんですよね。

時間外労働とかじゃないんですよ。

募集要項で提示されてる勤務開始時間が早い。

けど別に良いですよね。

これ、裏返せば勤務終了時間が早いってことじゃないですか。

早く帰りたい人には良いじゃんって、そんな気がしますよね。

お気づきでしょうか?

早く終わる分、残業できる時間が増えるということに。

もちろん、病院側には

残業いっぱいさせるために就業時間早めにしよう!

みたいな意図はありません。

単純に病院が開く時間に合わせて就業時間決まってるだけで。

そして薬局は

病院やクリニックからの患者さんが流れてくるというビジネスモデルなため

病院やクリニックより就業時間を遅めに設定されることが多いのでしょう。

日の光を浴びるタイミングが出勤時と昼食時のみ

勤務時間終了後にカンファレンスや勉強会がある

初級編 | 強制参加イベント以外は行かない

まずは職場の強制参加イベント以外は行かないようにしましょう。

こちらの対策はすぐに実践できるのが良い所です。

誰でもすぐに思いつく方法ですし、既に試されている方も多いと思いますので、インパクトには欠けるかもしれませんが

時間外勤務によって疲れ切ってる方はぜひお試しくださいね。

メリットは

  • 他の人に迷惑をかけにくい
  • 人数が多い職場なら悪目立ちすることが少ない

ことです。

デメリットも挙げておきます。

1つ目は、勉強の機会が失われることです。

当然、カンファレンスや勉強会の欠席は勉強の機会の損失につながります。

しかしこのデメリットは限定的です。

自分のキャパシティを超えた時間外労働に苦しんでいる中参加する勉強会やカンファレンスは有意義なものになりにくいでしょう。

集中力も意欲もない中参加しても、頭には入りづらいことが容易に想像できます。

残業時間が伸びても参加したい勉強会やカンファレンスは参加すれば良いし、

自分で決めて参加した勉強会はきっと記憶に残りやすいと思います。

2つ目のデメリットとしては、職員の数が少ない職場や出席率の高い職場では目につく可能性があることです。

とは言っても、そんなに気にすることは無いと思います。

欠席頻度を調整することで周囲の反応と自分の体調のバランスを取って心地良い状態に近づけていけば良いでしょう。

それでもやいのやいの言ってくる職場であれば、最近業務がきつくて悩んでいるのだと打ち明ける手もあります。

職場の空気が悪く感じるのであれば、転職したって良いのです。

初級編 | 強制参加イベントも場合によっては早退・欠席させてもらう

強制参加イベントを欠席するのに一撃必殺な理由づけがあります。

  • 体調不良
  • 業務が終わってない

実際どちらも事実としてあるのに、それに後回しにして強制参加イベントに参加させられるパターンもあります。

欠席しても良いんですよ。

体調悪いんですよね?

業務終わってないんですよね?

カンファレンス参加して1-2時間潰れたら帰宅時間遅くなって。

次の日の業務に響くんじゃないですか?

いさぎよく欠席しましょう。

毎回じゃないんですから、自信もって言いましょう。

同僚の方もほとんどの場合心配こそしても、叱りつけたりしないはずです。

多少苦言を呈されることはあるかもしれませんが、自分が限界ギリギリのときは聞かないことをお勧めします。

一回欠席してあなたの心と身体が守れるなら、そちらを優先しましょう。

中級編 | 強制参加イベントを上司にお願いしてしばらく欠席させてもらう

どこの業界でもあるのかもしれませんが、

バーンアウトしてしまう方がいます。

この記事をここまで見ているあなたは精神的に追い込まれている可能性があります。

バーンアウトはその延長線上にあります。

毎日ギリギリの精神状態で、よく頑張っていますね。

燃え尽きて不本意な退職をしてしまうくらいなら、上司に相談して働き方を緩めましょう。

カンファレンスや勉強会への参加は、患者さんへの影響力は低い業務です。

より優先度の高い仕事はといえば、調剤監査であり調製であり疑義照会であり服薬指導でしょう。

ならば、現状耐えうる最小限の業務量に絞って、強制参加イベントはしばらく欠席して自身の回復に専念しましょう。

どうにかバーンアウトしないようにこの場をやり過ごすのが先決です。

担当患者さんへの対応で早出や残業が常態化する

初級編 | 時間外労働はできるだけ朝か夜にまとめる

好みの問題もあるかもしれませんが、時間外労働をできるだけ朝か夜にまとめると、片方のタイミングで余裕が生まれます。

今の業務をそのままどちらかにまとめると、朝すごく早くなるか夜すごく遅くなります。

すると同じような時間外労働をしている同僚が減ります。

同僚が減ると、業務に集中しやすく職場のリソースも奪い合いにならないので時間の短縮ができるかもし」ません。

人によって合う合わないはあると思いますが、良かったら試してみてくださいね。

初級編 | 業務をできるだけ効率化・ルーティーン化する

マクロ視点でのルーティーン化

日頃の仕事の流れを洗い出す

ルーティーン化できる部分を見つける

仕事ができる先輩を観察して真似する

ミクロ視点でのルーティーン化

調剤中、製剤中、担当患者、服薬指導などそれぞれで自分のルーティーンを決めておくことをお勧めします。

詳しい話はまた別の記事でお伝えしますね。

中級編 | 業務量を減らせないか考える

日頃の仕事の流れを洗い出す

無くせる業務を探す

外注できる業務を探す

以前勤務していた病院には、毎年信じられない数の学会発表と論文投稿をしていた優秀な先輩がいました。

その先輩を見ていて気づいたのは、

自分がすべきと判断した仕事以外は他人に振り分けている

ことです。

もちろん、普通のヒラ薬剤師は仕事を頼みまくることはできませんが

ここで言いたいのは

  • どんなに優秀な人でも、一日に使える時間は一緒。
  • 優秀な人は時間が有限と理解して無駄な仕事は省いている。
  • 凡人こそ無駄な仕事を省く努力をするべき。

ということです。

限られたリソースである自分の力は無駄遣いしない方が良いと思います。

中級編 | 同じ病棟担当薬剤師やフロアリーダーに業務を負担に感じていることを相談する

業務を効率化して、業務量を減らして、それでも残業に追われることもあります。

自分の心身の余裕が失われているのであれば、迷わず周りに相談しましょう。

問題が小さいうちに相談された方が周りも対処しやすいです。

相談相手の優先順位としては、基本は

  1. 同じ病棟を担当する薬剤師
  2. フロアリーダー
  3. 病棟担当主任

このような順序になるかと思います。

ただ、この中で話しにくかったり相談に乗ってくれなさそうな方は積極的に飛ばしましょう。

上記メンバーが話しにくければ

  • 病棟が全然関係ない信頼できる先輩
  • 現在自分が担当している病棟の前任者
  • 同じフロア担当の同期

も力になってくれると思います。

相談する際は、何が大変だと思っているか言語化できているとスムーズです。

例えば「病棟業務が大変」だとして

  • 持参薬確認の際、残薬を数えるのに時間がかかる
  • 担当患者のうち化学療法施行する方が多くて対応が追いつかない
  • 医師や看護師からの問い合わせが多くて業務が進まない

みたいな感じで伝えられると、相談された方も対策を考えやすいと思います。

いきなり倒れる、バーンアウトするといった最悪の事態を避けるためにも相談しましょう。

上級編 | 病棟異動の希望を上司に伝える

いくつかの病棟(診療科)を担当したらきっと皆さん感じることですが

病棟(診療科)によって薬学管理の難易度は大きく異なります。

難易度も違うし、薬学管理の難しさの種類も違います。

持参薬確認、退院後の薬学管理の指導が大変→腎臓内科、糖尿病内科、神経内科など

自己注射製剤の指導が多くて大変→糖尿病内科、神経内科

入院後の薬学管理が大変→化学療法施行する診療科全般

コミュニケーション面での繊細な対応が必要→小児科、産科、化学療法施行する診療科全般

もしかしたら、あなたの残業が多いのは担当病棟が原因かもしれません。

今の病棟が合わなくても、他の病棟なら合うかもしれません。

上記のように、同じ入院でも病棟(診療科)によって薬学管理の種類が違うのです。

つらいと思っているなら病棟異動の希望を出してみましょう。

最上級編 | 病棟担当を外してもらう

勤務先の方針によっては難易度がかなり高いものの、効果は抜群の方法です。

病院薬剤師の時間外労働の原因ツートップは

  • 時間外に行われるカンファレンスや勉強会
  • 病棟業務

この2つだからです。

病棟さえ外れてしまえば時間外労働が減るだけでなく、心的負担もおそらくかなり減ります。

勤務先によってはハードルが高いとは思いますが、どうしてもきつい時はこのような方法もあることをお伝えしたかったので記載しました。

長期実務実習生の指導に関わる残業が多い

初級編 | 100点を目指さず割り切って対応する

6年制の導入によって、業務の中でも実習のもたらす負担割合は大きくなったのではないでしょうか。

なにしろ1クール2ヶ月半、これが3クールも回って来るのです。

長期実務実習によって生じる主な業務はおそらく以下の3つです。

  • 講義を行う
  • 調剤や病棟業務の実践の監督を行う
  • 評価を行う

このうち、1つだけ手を抜かない業務があります。

「調剤や病棟業務の実践の監督を行う」時だけは、細心の注意が必要です。

しかしあとの2つは肩の力を抜きましょう。

優先順位的に後回しです。

実習レポートのコメントより帰宅時間を優先してください。

上級編 | 学生担当を外してもらう

勤務先によっては難易度が高いですが、効果も比較的高い方法です。

もし言い出しにくければ、一部を変わってもらう方法もあります。

  • 担当する講義の数を減らしてもらう
  • 病棟実習の担当期間を短くしてもらう
  • 担当する学生の数を減らしてもらう

など、調整は色々できます。

追い込まれている状態で学生を担当することは、おそらく双方にとって良い影響はないでしょう。

実習の責任者に相談してみてはいかがでしょうか。

薬剤師が定員割れしており勤務時間内で終了できる業務量を超えている

中級編 | (知り合いにお勧めできる良い職場なのであれば)知り合いを転職させる

難易度を中級編と設定していますが、個人差や病院差があります。

場合によっては難易度が跳ね上がりますが、達成すれば問題はすぐさま解決する必殺技です。

こちらを試す上で重要な条件がひとつだけあります。

あなたが働いている職場が、知り合いにおすすめできるくらい良い職場である

これだけです。

ですが、こちらの条件が達成されない場合

すなわちおすすめの職場でなければ

知り合いに転職を勧めてはいけません。

あなたの信用にかかわります。

できる対策はほとんどないかも

薬剤師が定員割れしていて一人当たりの業務負担が増えている場合

申し上げにくいですが、

個人でできる対策はほとんどないです。

考えるべきは

人手不足が今だけの一時的なものか常態化しているか

そして、もし常態化している場合は

この勤務条件を飲み込んで働き続けられるか

です。

ずーーーっと薬剤師募集し続けてる職場、あります。

許容できない場合は、こちらをご覧ください。

カンファレンスや勉強会や学会の発表を任されたので資料作りで帰れない

初級編 | 真似できる先人の資料をもらう

勤務先によっても状況は異なるでしょうが

病院薬剤師は

  • カンファレンス発表
  • 勉強会発表
  • 学会発表(ポスター、口頭)
  • 論文投稿

など、調べてまとめて発表する機会が比較的多いです。

そして発表のための資料作りは時間外にするものとされています。

多分勤務時間中に作成してると怒られる所多いんじゃないでしょうか。

当然の帰結で時間外労働の一因となります。

こういう時に頼るべきは先人の知恵です。

大学時代の定期試験や国家試験の過去問くらい重要です。

なんとしても手に入れましょう。

この際役に立つのは

自分まとめる内容と似た資料です。

できれば発表上手な先輩の作成したものがあるとより役に立つでしょう。

どこにあるか分からなければ、仲のいい先輩に聞いてみましょう。

新薬であろうと新しい内容の学会発表であろうと真似できる形式はあるはずです。

そのまま使えるように可能な限り紙ベースではなく、データでもらいましょう。

許可を得てから使用しましょう。

初級編 | 100点を目指さず割り切って対応する

全力を出すべき順に発表類をまとめると

  1. 論文投稿
  2. 学会発表(口頭)
  3. 学会発表(ポスター)
  4. 薬剤部外の勉強会、カンファレンス
  5. 薬剤部内の勉強会、カンファレンス

このようになります。

こちらの順位のうち、気合い入れないといけないのは3番目の学会発表(ポスター)までです。

論文投稿なんかは自分の持つ力の4000%くらい注がないといけないし

学会発表(ポスター)も120%くらいは必要ですが

それ以下は、肩の力を抜いていきましょう。

多分どの発表も面倒みてくれる先輩いますよね?

その先輩の力を借りましょう。

このとき大事なのは

  • 先輩にこまめに確認をとりながら資料を作り上げること
  • 締切に余裕を持って取り組むこと

です。

ひとつめの、先輩へのこまめな報連相がカギです。

特に薬剤部内の発表なんて内輪の会です。

なんの実績にもなりません。

時間外労働で疲弊している時は開き直って力抜きましょう。

中級編 | 指導してもらえる適切な先輩を捕まえる

発表系でもやはり重要なのは、先輩です。

経験上実感しているのは、

新人時代において

仕事ができる仲のいい先輩がいることは

何よりもアドバンテージになる

ということです。

発表の指導をしてもらえる、ここでの「適切な先輩」は

  • その領域に強い先輩
  • 発表の実績がある先輩

です。

番外編(上級編) | 断れる依頼は断る

勉強会や学会の発表はプラスアルファの業務です。

今抱えてる業務で手一杯の時は断った方がいいかもしれません。

すでに受けてしまったものはやりとげたい所ですが、次からは断るという選択肢も検討しましょう。

重要なのは、その場ですぐに返答しようとしないことです。

一旦持ち帰って、今の自分のキャパシティで対応可能かよく考えてから返答することをおすすめします。

その際、

余裕を持って対応できるか

考えましょう。

発表の準備をしている期間にも、

  • 部署異動になる
  • 人が辞める
  • 他の断れない仕事を頼まれる

みたいなイレギュラーなできごとが発生します。

発表を抱えた状態で自分の持てる力の100%を使ってしまうようなら

厳しいです。

それでもチャレンジしたいと思えるほどやる気と体力がある時以外は慎重になることをおすすめします。

どうしても時間外労働が嫌になったときはどうする?

雇用形態の見直しを検討する

上記色々な方法を試してみても時間外労働が減らず心身をすり減らしている方向けの対策です。

現在正社員枠で雇用されている方

総合的に判断してメリットが大きいと感じられる場合は

  • アルバイト
  • パート

への変更という手もあります。

メリットは、

  • 時間外労働を減らせる可能性が高い
  • 現在より勤務時間や勤務日数を自分の希望に合わせて減らせる

ことです。

デメリットは、

  • 給料が減る場合が多い
  • ボーナスが出ない
  • 時間給になるので祝日が多い月は給料が減る

ことです。

  • 給料が減ることを飲み込める
  • どうしても勤務時間を減らしたい
  • 現在の病院で休職せずに働き続けたいという方には一つの選択肢になり得るのでらないでしょうか。

勤務形態の変更が合わない方もいらっしゃると思います。

  • 雇用形態の見直しはしたくない
  • 職場の規定上雇用形態の見直しができない
  • パートでもアルバイトでも時間外労働しなきゃいけない

そんな場合は下の方法も考えてみてください。

嫌な時間外労働を我慢してでもその職場に留まりたいか考える

どうしても時間外労働が嫌になったら

なぜ今自分がこの職場で働いているのか

一度考えてみましょう。

嫌な時間外労働を我慢してでもその職場に留まりたいと思っていますか?

答えを出すのは難しいですよね。

そこに留まりたい理由も、辞めたい理由も沢山でてきて頭が整理できない方もいらっしゃると思います。

できれば、

苦しくて眠れない夜や残業帰りの燃え尽きた夜

ではなく

リラックスできる入浴中や休日

に考えることがおすすめです。

答えが自分で見つからない場合、ヒントになりそうな考え方があるので、また次の機会に記載しますね。

外を見るためにお試しで転職活動をしてみる

私は今までに2回転職をして、店舗異動も含めたら6つの職場を経験してきました。

そんな私があなたにお伝えしたい

ありきたりな事実は、

世の中にはいろーんな職場がある

ということです。

それぞれ好まれる人材も違います。

今いる場所が苦しいなら、他の場所を探すのもありですよ。

転職活動だけなら、ほとんどリスクはありません。

外の世界を見るために、お試しで転職活動してみるのはいかがでしょうか。


薬剤師の時間外労働を減らす対策まとめ

薬剤師の時間外労働を減らす対策についてここまで記載してきましたが、

まとめると以下に集約されます。

  • 業務を減らす
  • 業務を効率化する

特に重視すべきは業務を減らすことかと思います。

ここでは業務を減らすアイデアとして

  • キャパシティを超える業務は断る
  • 人を増やしてもらう
  • 上司に相談する

業務を効率化するアイデアとして

  • 優先順位の高い業務に集中的にリソースを割く
  • 先人の資料や知恵を最大限活用する

についてお話しました。

業務を減らす、効率化する、という目線で考えてみると、新たなアイデアが浮かぶかもしれません。

もし色んな手段を試してみてもつらい時は

  • 雇用形態の見直し
  • 転職

このような選択肢もあります。

どちらも相談だけなら簡単でリスクも少ないので試してみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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